今回は、Power Platformを活用してDXに取組み、成功した事例を1つ紹介します。
カップヌードルやチキンラーメンで有名な日清食品さんですが、業務の効率化や従業員の利便性を高めるために、アプリ開発の内製化が進められています。
IT企業に開発を外注せず、プログラミング経験のない社員でもアプリの開発ができるよう、Power Platformを選定したそうです。
有志のサークル活動のような形でアプリ作成の検討をスタートされたとのこと。どんなアプリがあれば業務の効率が図れるか?検討するのは楽しそうですね。
結果、日清食品の製品情報をスマートフォンから検索できるアプリを開発されました。
Power Appsで作成したアプリで社内の製品データベースにアクセスし、検索したりリスト表示したり、詳細情報を確認したりできるようになっていますね。
そのほか、お気に入り登録やバーコード読み取り、検索結果のメール送信機能がついているのも画面から分かります。
それまでは、スマホのテザリングで接続したタブレットで膨大な製品データにアクセスしていたのが、スマホで手軽に調べられるようになって営業マンに重宝されているとのこと。
これを最初の成功体験として、更なるアプリ作成の内製が進んでいるそうで、今後は AIを活用した画像認識や音声認識、MR/ARなど、PowerPlatformに搭載されていく多様な先端技術で高度化していく未来が語られています。
リンク:ローコード開発による内製化に着手、ユーザーが求めるアプリを短いサイクルで実現できる世界へ
さあ、私たちもアプリ作成して業務を変えていく市民開発者を目指しましょう!
そんな皆さんにピッタリのオンラインイベントをご紹介します。
リンク:Power Apps 第4回初心者LT大会 – connpass
Power Appsをメインに、初心者の方が実際にアプリ作ってみたお話をします。
8月25日(水)19:00 〜 21:00 、無料でオンライン参加です。
こうしたイベントでは、LT(ライトニング・トーク)という5分程度のスピーキングがよく行われます。
・Power Apps でこんなことやってみた
・Power Platform を使ってこんなことやってみた
・やってみたけど、こんなところ失敗した!!
・まだやってないけど、こんなことやってみたい
・逆にみんなに聞いてみたい!
今回のテーマは、“初心者LT”ということですから、これから市民開発者を目指そうとされている方々と同じ目線で話が入ってきやすいと思いますよ。
■ 市民開発者養成科の連載記事リンク:
・市民開発者養成科の連載① 「テクノロジーの民主化とは」
・市民開発者養成科の連載② 「市民開発者とは」
・市民開発者養成科の連載③ 「ファーストラインワーカーとは」
・市民開発者養成科の連載④ 「ローコード/ノーコード革命」
・市民開発者養成科の連載⑤ 「Microsoft Power Platformとは」
・市民開発者養成科の連載⑥ 「Power Platformの学習メディア」
・市民開発者養成科の連載⑦ 「Power Platformの4つのサービス」
・市民開発者養成科の連載⑧ 「Power Appsとユーザーコミュニティ」
・市民開発者養成科の連載⑨ 「Power Platform情報サイト“吉田の備忘録”」
・市民開発者養成科の連載⑩ 「Power Automateとユーザーコミュニティ」
・市民開発者養成科の連載⑪ 「RPAコミュニティ」
・市民開発者養成科の連載⑫ 「DX時代の“職業訓練課題”」
・市民開発者養成科の連載⑬ 「DX時代の“企業側の課題”」
・市民開発者養成科の連載⑭ 「DX時代の“労働者の課題”」
・市民開発者養成科の連載⑮ 「DX時代の“求職者の課題”」
・市民開発者養成科の連載⑯ 「Power Appsでゲーム作成」
・市民開発者養成科の連載⑰ 「Power BIとユーザーコミュニティ」
・市民開発者養成科の連載⑱ 「Power Appsで内製化の事例とイベント紹介」
・市民開発者養成科の連載⑲ 「オペレーションを変革する人に」
・市民開発者養成科の連載⑳ 「改めてノーコード・ローコード」