市民開発者養成科 連載⑳ #101期

先日の説明会にて、“ノーコード・ローコード”というキーワードをお伝えしました。

スッキリ分かりやすく説明されている動画を見つけましたので貼り付けておきますね。

僕知る!ボクシル!

スマートキャンプというクラウドサービスの提供事業者の作成動画のようです。

企業がDX対応に迫られるなか、現場の業務を知る従業員がアプリを内製することで、スピーディなビジネス展開を実現できるため、大小ベンダーが参入し、各社がサービスを提供していることが紹介されています。

また、現場主導で作られたアプリは情報部門から管理しにくいというガバナンスの面でデメリットがあり、情報部門とよく連携して使う必要性も紹介されています。

現場で作られたプログラムと言えば、Excelマクロがイメージしやすいですね。

管理されていない運用状況は“野良化”と呼ばれ、野良化したマクロは“野良マクロ”と呼ばれています。上手な表現ですね!

そういった意味でも、“市民開発者”は“プロの開発者”との連携が重要です。

現場のオペレータが“市民開発者”に、エンジニアは“プロの開発者”に進化して、協働する未来を創ることでDXが果たせると考えています。

社内にプロの開発者がいない場合は、コミュニティに見つけるのも良いと思いますし、そんなコンサルティングサービスの提供事業者も生まれるかも知れません。

“ノーコード・ローコード”はトレンドになっていますが、まだまだ成長段階にあると紹介されています。現在進行形で常に進化を続けるIT技術に完成はありませんね。

簡単なアプリを作成するのに充分な基本機能は備えていると思いますが、特にAIやMRなどの機能には拡張性と将来性を感じます。

市民開発者養成科の前半3か月は、従来の職業訓練形態である求人業務対応型ですが、後半2か月を未来業務創造型と表現しています。

卒業された方々と新しい事業を共にする可能性も模索していきたいと考えています。

人間の方もテクノロジーの方も、未来志向で進化を共にしていきたいものですね。
その一歩を踏み出しましょう!

■ 市民開発者養成科の連載記事リンク:
 ・市民開発者養成科の連載① 「テクノロジーの民主化とは」
 ・市民開発者養成科の連載② 「市民開発者とは」
 ・市民開発者養成科の連載③ 「ファーストラインワーカーとは」
 ・市民開発者養成科の連載④ 「ローコード/ノーコード革命」
 ・市民開発者養成科の連載⑤ 「Microsoft Power Platformとは」
 ・市民開発者養成科の連載⑥ 「Power Platformの学習メディア」
 ・市民開発者養成科の連載⑦ 「Power Platformの4つのサービス」
 ・市民開発者養成科の連載⑧ 「Power Appsとユーザーコミュニティ」
 ・市民開発者養成科の連載⑨ 「Power Platform情報サイト“吉田の備忘録”」
 ・市民開発者養成科の連載⑩ 「Power Automateとユーザーコミュニティ」
 ・市民開発者養成科の連載⑪ 「RPAコミュニティ」
 ・市民開発者養成科の連載⑫ 「DX時代の“職業訓練課題”」
 ・市民開発者養成科の連載⑬ 「DX時代の“企業側の課題”」
 ・市民開発者養成科の連載⑭ 「DX時代の“労働者の課題”」
 ・市民開発者養成科の連載⑮ 「DX時代の“求職者の課題”」
 ・市民開発者養成科の連載⑯ 「Power Appsでゲーム作成」
 ・市民開発者養成科の連載⑰ 「Power BIとユーザーコミュニティ」
 ・市民開発者養成科の連載⑱ 「Power Appsで内製化の事例とイベント紹介」
 ・市民開発者養成科の連載⑲ 「オペレーションを変革する人に」
 ・市民開発者養成科の連載⑳ 「改めてノーコード・ローコード」


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