先週の月曜日、とあるセミナーを受講しました。受講して試験に合格すれば、その資格をアップデートできる、いわゆる更新講習です。
受講前に注意事項のアナウンスがあり、「受講中は、スマホは卓上に出さないこと!」強めに念を押されました。
これまで、講義中に関係ないサイトを見ている人が多くおられたのかもなーと、運営側の意図されるところ何となく理解してスマホをカバンに収めました。
それから授業が始まり、板書された講師が「ここは大事なので写しておいてください」と仰ったので、急いでスマホを取り出して撮影したら、「スマホは収めてください!」と注意されてしまいました💦
講師の「写す」という言葉は、「書き写す」を意図されていたのに対し、私はスマホで「撮影する」と捉え違いをしたわけです。
その時は、目的が学習である場合に限って、この決まりは緩めても良いのでは?なんて思ったのですが、今朝は同じことを逆の立場で考える出来事がありました。
訓練生の方より、受講規則には「授業中にスマホを触るべからず!」と書いてあるが、授業に関連した調べものやメモをするのに使いたい!との申し出があったのです。
真正面のブーメラン!!!ボーーーっと生きてましたぁ・・・💦
その受講ルールを作成したのはもう10年くらい前のこと。世間一般的にスマホはまだ娯楽品の範疇で、仕事中に触るものではないとされていたと思います。
それが今では、会議やホウレンソウにスマホを活用し、不明点はググって解決する!
仕事に使わないなんて考えられない時代になりました。
コミュニティに至っては、登壇者の話を聞いているときでも、気づきや疑問が湧いたらツイートし、更なる思考展開や解答を得るなんて使い方が一般的です。
時代遅れのルールをそのまま適用していたなぁと反省すると同時に、ご提案を頂いた方には感謝の気持ちをもって、クラス全体にルールの改定を伝えました。
変化の早い時代です。今後はもっと加速化すると言われています。 過去に作ったものが陳腐化・形骸化するスピードも速くなりそうです。
アップデートしないといけないことは沢山生まれるでしょうし、そのサイクルも短期化するでしょう。
問題は、慣れて気づかなくなってしまうことです。
気づくこと、そして気づいたことを伝えることって大事ですね。これから価値が上がるスキルの1つだろうと思います。ご提案をありがとう御座いました!