市民開発者養成科 連載⑭ #101期

先日、とあるRPA事業者の方とお話をする機会がありました。

初対面の若い方でしたが、しきりと「時代の変化が早い」「自分の常識を疑え」というお話をされていました。あと“おっさん”という単語が頻出・・・。

その方はご自身のことを自虐的に“おっさん”と表現されたのですが、私よりも一回りくらい下の年齢とお見受けします・・・(心中複雑 ) 💦

リンク: 「おっさん社会」が日本を滅ぼす (newspicks.com)

「40歳にして惑わず」とか、「不惑の40代」なんて言葉をよく耳にしますね。
これらは孔子先生の言葉だそうです。

この言葉の意味は、30代で自分の職業的アイデンティティを確立して、40代で不動のものとせよ!という意味だと思っていました。

ところが、孔子先生が意味されたところはその逆なのだそうですよ!

「惑」という字の「心」の上にある字は「いき」と読み、“エリア”を指す言葉なのだそうです。これに“つちへん”がつくと領域の「域」の字になります。

それまでの環境や経験から色々な価値観を獲得していく前半生があって、後半生はその領域から自分を解放していくことを心掛けなさい!
さもないと時代錯誤な“おっさん”になるよ!という警告なのでしょうか?!

孔子が生きた紀元前の世界でそんなのだから、現代だと尚更でしょう。働く人の意識も大きく変化していくさなかにありますね 。

これまでは今あるシステムに適応し、オペレーションに長けていくことが働く人の成長課題でしたが、業務オペレーションは変革されることが前提です。

オペレーションに従事するだけでは未来が見えないので、これからはオペレーションを創っていく仕事にシフトしていきませんか?

事業部門の業務担当者として、現場で必要となる情報やデータについて熟知した自分がシステムやアプリの開発に携われるようになれば、コアな競争力の根源となるノウハウやナレッジを蓄積していく仕組を組織内に“内製”することが出来ます。

DXはIT企業や情報部門のみの課題ではありません。現場を知る人がDX推進の当事者に育つことでデジタル化は加速化していく!むしろ現場で働く人が主役なのです。

そこに市民開発者の活躍場面があると(おっさんながら)考えています。

【市民開発者養成科】は、まず業務担当者として就業し、業務知識に精通しながらそれを支えるシステムやアプリの開発ができる人材を育成します。

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