中間アンケート①<前編>#bitzemi105

食べようと思って置いていたグラパラリーフ(アロエみたいなやつ)に、いつの間にやら芽が出ていました💦よく見たら細い根っこも・・・。

パッケージを跳ね飛ばす「生命力」に感じるものがあり、食べるのはやめて観察することに。私たちに備わっている自然な成長力って凄いなあと・・・。

さて、4月19日に開講した「DXデザイナー養成科」も、アっと言う間に1か月が過ぎました。

パソコンの1科目目である文書作成、コミュニケーションの最初の課題であるグループ発表も終えたということで、24日に中間アンケートを実施し、25日にフィードバックしました。

内容が多いので2つの記事に分けますね。今回はその<前編>です。

中間アンケートのフィードバック<前半>

長期のコースなので、ほぼ科目ごとにオリジナルのアンケートを取りながら、共に良い訓練を作っていきたいと考えております。今回だけは行政の様式で実施しました。

フィードバックしました内容文書をそのまま公開いたします。↓クリック

各項目に関して方針と併せて、①評価いただいたことは維持強化し、②指摘いただいたことは改善努力し、③提案いただいたことは採用検討することとしてまとめました。

1.授業の内容について

学習は、業務対応(改善や創造も)の力を身につけること、それを証明する資格を得ること、それら知識技能の獲得につながる情報収集の手段や学習スタイルを確立すること・・・
鶏も卵もひよこもすべて獲得する欲張り設定で訓練を進めていく方針です。

(1)維持強化する事柄

  • パソコンとコミュニケーションの学習(対物・対人)の最適バランス
  • テキストに記載のない実務向け、資格試験向けの知識を補足
  • 要点をおさえ、不明点を解消しながら進行
  • インプットに偏らず、アウトプットの機会も設定

(2)改善努力する事柄

  • テキストにない事柄の学習を増加
  • YouTubeやブログなどの教材リソースの活用機会の増加

試験対策に関係した授業の時間は、試験範囲の機能や操作確認になるので、そこはテキストに順じて進め、役立つ補足事項や多様な教材リソースを共有する機会を増やしていきます。

この取り組みは、クラス全体の知識総和で集合知を広げていきたく、前職で役立ったお役立ちTipsや参考サイト、YouTube動画などがあればTeamsでの共有も奨励します。

2.授業のテンポについて

ほぼ中央を捉えることが出来ていると思います。皆さんの自助努力と共助努力(隣席での教学相長姿勢)のおかげと感謝申し上げます。

遅いグループの操作の完了状況カリキュラム全体の兼ね合いサブ講師の個別カバーや演習の時間で調整できるかなど総合的に判断してペースを設定する方針です。

(1)維持強化する事柄

  • 適宜、リフレッシュタイムをはさみながら現在のペースをキープ

(2)改善努力する事柄

  • 授業が単調にならないよう工夫

単調になりがちな試験対策は、メイン講師とサブ講師の役割をクロスオーバーして掛け合いにするか、各単元でまとめやポイントやクイズや実務用途の発問を入れるなど工夫します。

3.講師の授業の進め方や話し方

ビットゼミは、職業経験を通じた技術的な成長と職業人生を通じた人間的成長を支援する場と定義しており、私どももこの職業訓練に従事することで成長したいと考えています。

(1)維持強化する事柄

  • 現状の授業のデリバリー(声の大きさ、丁寧さ、簡潔さ、快活さ)
  • 試験/実務を使い分けたワンポイントアドバイス
  • ユーモアや実体験のエピソードなど教授方法の工夫

(2)改善努力する事柄

  • 間延びせずテンポの良い話し方に
  • 時間超過しないよう授業設計

クラス全体の到達レベルを把握し、学習内容に応じてスピードを早めたり、どこの説明を省くかの取捨選択も含めて走りながら判断する格好ですが、基本は安全運転の方針です。

走行距離に比例してドライバーの運転能力が向上していくのに似ていると思います。
このスキルは日々の授業を通じて向上に努めます

オーバーランしがちな点については、キリが悪くても休憩を入れるか、残り時間が少ない時はアドリブの演習にするなど、何か講じたいと思います。

4.教材について

市販教材は、学習内容を網羅するのに複数必要(7割は重複)で、教材費も高額になるため、資格試験があるものは試験対策の面で優れているものを選定しております。

学習成果とコストを天秤にかけて選定し、不足分は冊子やプリント、演習問題などで補足する方針です。

(1)維持強化する事柄

  • 上記方針を維持し、学習成果の予測とコストの兼ね合いで選定
  • 既述のとおり、ペーパー以外の教材リソースも多用

(2)改善努力する事柄

  • 次回同コースをやるならエキスパート対象コースに

来年度に同様のコースを設定するなら、エキスパート試験を目標にします。本コースのExcelの授業内容は完全にエキスパート全振りで構成しようと画策中です。

SaasサービスはブログやYouTubeなどウェブ上にあるリソースを補助教材として多用し、学習コミュニティの紹介や参加奨励コミュニティイベントの企画と運営も予定しています。

修了後の継続学習も必須の世界なので、自分にあった学習コンテンツの獲得学習環境の確立も訓練課題としたく考えています。

5.教室等の環境について

ハード面では訓練実施のたびに設備投資をして現時点でのベストな環境を提供しており、最高の環境とは言えないかも知れませんが、「最善の環境」ではあります。

ハード面の不足はソフト面で工夫できないか知恵を練るべく、(2)と(3)はその場で話し合って多数決を取りました。

(1)維持強化する事柄

  • 毎日、キレイに掃除すること
  • お互いに気持ちよく学習できる教室の「気」を保つこと

(2)確認検討する事柄

  • 男性トイレを増設 👈4階トイレは1つ男性用に変更!
  • 私物を置いたままにできるスペースを 👈ロッカー下段を利用!

(3)創意工夫する事柄

  • 2階のトイレを使い良くするには? 👈足台を設置!
  • ホワイトボードやスクリーンが見やすい方策は? 👈Teamsで講師画面共有する?
  • 背中合わせでも名前や顔を覚える方法は? 👈アイデア募集中!

不便はどうすれば解決するか?を自ら考える姿勢を持った方が精神衛生上も良く、今すぐ変えられないことでも納得に至るでしょう。

これからの時代を鑑み、人力や資源などのリソース不足をどうやって補うか?自ら考えることを楽しめる人になれたら、世界はもっと素敵なところになると思います。


中間アンケートは、授業時間を1コマ割いてフィードバックしています。授業として実施するので、訓練方針にご理解を得るほか、ディレクションやモチベートの要素もあります。

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私どもにとっても「訓練運営の理念や方針」を問われる機会です。
クラスごとに変わったところ、普遍的に変わらないところ、いまだに答えが出ないところなど、毎回確認できて面白いです。

長くなりました・・・フィードバックは<後編>に続きます。

引き続き、「自分」「世界」「沢山」「発見」をご一緒しましょう!

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