本日、5月9日(月)の14時より、2回目の“データサイエンスができる事務職”養成科の説明会を開催いたしました。
2回目となる今回も前回とほぼ同じ内容で実施しましたが、新たに追加した内容を以下に記します。今回、産業数理研究所Calc様と当コースを企画した背景の話です。
今後ますます、予測が難しい時代になっていく感覚がありますね。
そこで生き抜いていくには「安定した企業に入る」より「所属する企業が変わっても、そこで自分自身の成長を継続させていく」戦略をもつことが大切だと思います。
オペレーションに対応できることはもちろんですが、何か新たな武器を手にして専門性を高め続けていく必要があります。
データ分析は、今後も価値の上がっていくスキルですので、自分のコアスキルとして、学習を検討されてはと思います。
企業も、経営層が計画して従業員がオペレーションするPDCAの仕組みよりガバナンスを徹底したうえで現場の人間が判断して決定できるOODA(ウーダ)という仕組みを回す方が、時代にあっていると言われています。
そこで現場で判断の裏付けとなる分析レポートを共有し、リアルタイムで色々なデータを見ることが出来たらよいですよね。
そんな背景から、Excelの直近のバージョンアップはデータ収集・成形・集計・分析、そしてビジュアル化の機能が劇的に強化されています。
さらにその機能を特化したPowerBIというツールもあり、Pythonというデータ分析に適した言語も人気です。
これらを駆使してデータ分析ができる事務職を目指されては如何でしょうか?
ただ、7月末に卒業されるころにデータ分析ができる事務職の求人が沢山あって・・・とはならないでしょう。まずはオペレータとしての事務職に就くことからですね。
データ分析の学習歴やそこで作成されたアウトプットでもって、予定業務の先まで目標をお話できるよう、これまでの業務経験と絡めた志望動機を一緒に考えましょう。
データサイエンスができる事務職の養成科はこれが初めてのコースで就職情報の実績がないのですが、アプリ作成できる事務職【市民開発者】養成科がもうすぐ修了後3か月を迎えます。
20名うち1名が中途退校、1名は家庭の事情で就職活動をしておりませんが、他の方は皆さん就職を果たすことが出来ました。
期間や内容が異なるので同様の結果になるか分かりませんが、データ分析という新しい武器をもって、希望者の多い事務求人に差別化が図れるよう、しっかり学びましょう。
ご不明な点がありましたらご連絡ください。
082-228-6555 吉田 豪