市民開発者養成科 連載② #101期

2021年6月7日

前回は、AIやデータサイエンスなど高度なテクノロジーが“民主化”されていく過程にあることと、“ノーコード/ローコードツール”を使ってこれらを扱える人材のことを【市民開発者】(シチズンデベロッパー)と呼んでいることをお伝えしました。

今回は、なぜ市民開発者が注目されるようになっているのか?書きたいと思いますが、労働人口の減少/生産性の向上/エンジニアの人材不足/システムの老朽化/DX対応/開発スピードの遅れ/開発環境の簡素化など、背景は複合的です。

リンク: 日立|「経済産業省の「2025年の崖」について分かりやすく解説」

キリがないのでシンプルな言葉に集約したいと思います。

皆さんは仕事をしていて、「こんなアプリがあったらなぁ~」とか、「こんな仕様ならもっと使いやすい!」とか、「自分で作れたら!」なんて思ったことはありませんか?

システムの開発は一般的に5年遅れと言われているそうで、現場の業務に精通した人材の方が効率的に業務に最適なアプリを作れることから、開発を外注せず社内の業務部門が担当する“内製化”という動きも出てきています。

リンク: IT Leaders|システム内製化の動きが顕著に、企業は遅れずに実践せよ!

それを支えるのが、“ローコード/ノーコード”といった開発環境を簡素化するツールです。MicrosoftのPowerPlatformをはじめ、GoogleやAmazonなども業務担当者がアプリ開発する未来を実現するテクノロジーが開発されています。

以下にMicrosoft Power Platformによって業務担当者がアプリ開発した事例を紹介します。何れも少ない人数かつ短期間で非開発者が展開している点は注目に値します。

リンク: 鹿島の“シチズンデベロッパー”実践例、協力会社の生産性向上と技能伝承を「Power Platform」で実現

リンク: 新型コロナ/定額給付金、神戸市はたったひとりの職員が1週間で、申請状況確認サイトを構築

事務職として就職を目指しておられる方は、業務に精通したら社内のDX推進をお手伝いできるよう、市民開発者を目指して一緒に学習しましょう。

  

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